人の繋がり

ほぼほぼ外に出ないでもう今年もあと半年…。早すぎる。

一日一日大切にしていきたいです。

 

こんな状況だから考えていることが1つあります。

それは、この状況で、地域がつながりの輪を広げていくにはどうしていけばいいのかということです。

 

多くの地域ではオンラインで宣伝をし、知ってもらい、観光などでお金を得る、さらにその地域を応援してくれる人を増やすというのがほとんどだったと思います。

 

しかし、この状況だと、離れた場所ですべて行わないといけない。

 

私が、お金を得ることや地域を応援することで思いつくことといったら、ふるさと納税や、通信販売くらいです。

 

お金は確かに大切ですが、それよりも人とのつながりを増やす(関係人口の増加)ことのほうが大切だと思います。

 

お金を払ってもらうだけだとその時はいいけれども、これから先どう人を呼ぼうか、利益を増やそうかと考えたらとても厳しいものがあるように感じます。

 

でも、人とのつながりがあると、多くの知識やアイディアが集まるため、その地域らしさが生まれる要因にもなると考えるのです。

私も地域の方と何かする際に、その地域の人の繋がり、地域外から集まった人の繋がりが組み合わさって面白いことが生まれるのだなと実感しました。

 

でも、オンラインだとそれが難しいということも実感しています。

何もやらないというのももったいなくどうすればいいのかと考えています。

1つ思いつくのが、その地域に関わりのある人や地域の方とを交えてオンラインで意見交換などを行なえないかといった単純なことです。

 

とにかく今は考えて考えて実行に移す手前まで行う、又は実行できることをするのが大切だなと思っています。

 

あまりまとまった気がしないけど、今回はここまでにしようと思います。

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以前行った兼六園の写真です。いつかまた行きたい。

昔のままにしておくことが文化を守ることなのか

昨日の夜、城端曳山史を読んで思ったことです。

曳山は元からあんなに豪壮ではなかった。

更に、曳山の部品で約250年間使われているものはとても少ないです。

 

つまり、曳山はその時代の産業の移り変わりや政策などによって、変化を遂げていきました。

 

つまり今ある文化は昔からの積み重ねによってできているのです。

 

時代の流れに対応し、良いものものは残して悪いものは買えるということをすべきだと思います。

でもそれができない。

 

ここからは私の予想ですが、この理由は、ここまで作ってきた制度を変えるのが面倒なのではないでしょうか。

 

私も1から何かを作ることをしたことがありますが、それまでの過程がとても大変でした。それをもう一度しなきゃいけないと考えるだけでもやりたくないです。

 

でもやりたくないで済まされるような問題ではないと私は考えます。

 

先ほども述べましたが、時代は流動的であり、似た時代はあっても同じ時代などありません。

それに合うように文化を昇華させ、より良いものにしていくことが文化を守ることではないでしょうか。

 

昔の状態を守らないといけないと言っている方が多くいますが、それってやりたくないことの言い訳にも聞こえてしまうのです。

 

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祖父からもらった本

この時期に歴史を調べることもいいのかもしれません。

音楽を聴いて思うこと

よくピアノを耳コピして遊んでいるのですが、最近感じることは、流行る曲って似たコード進行だなあということです。

 

ここではあまり詳しいことは書かないんですが、この曲とこの曲ってリズムは全然違うのに、同じコードだったなんてことは良くあります。特に最近の曲は顕著になっています。

 

これって、地域のことにも言えるのではないでしょうか。

 

何が言いたいかというと、

 

曲に限らず、成功するための要素はほとんど同じかもしれないということです。

 

だからといって他と同じことをすれば成功するというわけではありません。

 

今回の耳コピのように、しっかり聞いて曲を分解してみたら同じコードだったように、

 

活性化している地域を分解してみると、実は見ているところが同じだったみたいなことがあるのかもしれません(まぁあくまで予想ですが、)。

 

でも、その視点で地域のことについて考えたら成功するかと聞かれればそうではなくて、他にもやることがあると思います。

 

曲でもコードのほかにもリズムや楽器等々変化をつけて今までになかったようなものを創り出しているように、

 

地域も様々なものを組み合わせて今までなかったようなものを創り出せばいいのだと思います。

 

音楽についてですが、最近の音楽はなんだか寂しいなあと思うことがあります。

 

母親が参加していた20年前のエレクトーンの発表会(?)のようなものをみて、そこで演奏されていた方の音楽が色あせないアレンジで演奏されていたのです。

 

そういえば、音楽を発表する場ってオンライン以外で減っているのかなあ。

 

そんなことを考えた月曜日の夜でした。

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今日のコーヒー

 

地方在住の増加について考える。

今回は庵唄について書いていこうと思っていたのですが、地方在住の増加についてのニュースを見て色々思ったことを書いていこうと思います。

 

まず、皆さんは地方と聞いてどのようなところを思い浮かべますか?

地方都市を想像する方もいるかもしれないし、周りには田んぼや畑しかない田舎を想像する人もいるかもしれない。

 

このように、まず私が気になったのは「地方」に対する定義が曖昧だということです。

ココが曖昧だと全く話にならない気がします。なぜなら、地域によって文化も人柄も違うからです。多くの方が外から来た人を快く受け入れてくれる地域もあれば、全くそうではない地域もあります。

 

定義に関係なく私はその地域に魅力がないと地方在住は増加しないと考えます。

 

まず、首都圏に元々在住していた人はわざわざ行く理由がありません。

もし行くとしたら、その地域に何かしらの魅力があるといった理由がないと行かないと思います。

 

さらに、元々地方出身の方が東京で働いており、リモートが可能になったからといってすぐに地方に帰る人は少ないと感じます。

首都圏に移住した方にはその地域には働ける場所がないからという理由以外にあまり地元のことが好きではないと思っている方もいると思います。

 

さらに、地方のほうが人間関係などに気を遣う必要があるなどといいますが、本当にそうでしょうか。

たしかに、首都圏に比べ地方(特に田舎)のほうが人口が少なく、町内の方と関わる機会も多くなるのは事実です。

しかし、首都圏もこのようなことは少なからずあると思います。

 

つまり、首都圏であっても地方都市であっても田舎であってもどこでも人間関係や文化というものは難しく、慣れるのはどこでも難しいのではないでしょうか(私は文化を知ることなどが地方に住む楽しみの1つではないと考えているのですがこの話は今度しようと思います。)。

 

私は今回の地方在住の増加に関するニュースというのは、予想というものではなく、コロナが収束したら地方が活性化してほしいという願いのほうが大きいのではないのでしょうか。

 

私もコロナ後の地方のあり方が変わってほしいと思っています。

 

しかし、リモートワークが増える=地方が活性化すると決めつけてはいけないと思います。

 

初めにも書きましたが、地方在住の増加を達成したいのであれば、その地域にしかない魅力を外部に伝えるといった対策をすることが必要だと思います。

 

実際魅力を伝えたからといって本当にリモートワーカーが来るとも分かりません。

 

さらに、その地域に来たリモートワーカーの目的が、その地域が労働人口を増やしたい理由と食い違っていることだってあるかもしれません。

 

たとえば、その地域がリモートワーカーを増やす目的が関係人口の創出で、地域のために何かしてほしいと思っているとします。しかし、その地域に来たリモートワーカーにそんな気がない場合、地域が活性化した状態とは言えないかもしれないのです。

 

地域の魅力、なぜリモートワーカーを必要としているのかなどを地域はしっかり伝えなければいけません。

 

ではどうすればいいのかということを考えるいい機会なのかもしれません。

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城端

 

 

 

 

 

 

城端曳山祭からいろいろ考える

今日は前回の記事に書いた城端曳山祭について書いていこうと思います。

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城端曳山祭(祖父作)

上の版画は祖父が作成した版画です。

 

曳山会館で販売しているそうです。

 

曳山祭は宵祭と本祭の2日にわたって行われます。

このような祭りの起源が疫病退散を目的としたものと伝えられているものも多いですが、この祭りでは疫病は直接関係ないようです。

 

前回の記事で城端はかつて絹織物で栄えた町だと書きました。

城端は1500年代から五箇山地域と蚕の取引をしており、その蚕を加工し絹織物としていました。(五箇山地域とは蚕と金を取引しており、取引の後に、その金を使って城端で生活用品を購入し五箇山に帰っていたそうです。)

 

江戸時代ではその絹織物は加賀絹と呼ばれ江戸や京都で取引されており、その取引の途中で江戸文化や京文化を手に入れて来たそうです。庵唄がその1つです(次回書こうと思います。)

 

しかし、享保の飢饉の影響で、江戸や京都との取引がなくなるこのによる不況や町に農民の割合が増えるなどにより、街が混乱してしまいます。

その不況によるパニックをどうにかしようとして始まったのが曳山だと言われています(諸説あります。)。

 

しかし、いまだに城端曳山祭りは疫病退散を目的としたものだと言い張る住民もおり、コロナを収束させるためにも行うべきだと言い張っていた人もいたそうです(祇園祭じゃないんだって…。)。本当に中止になってよかった。

 

しかし、城端曳山祭りの起源から今できることは考えられることはあると思います。

 

コロナによって外国人観光客からのインバウンドに頼りすぎると危ないということは東京だけではなく地域も感じていると思います。

 

観光のその先や、地域を活性化するための根本的な対策を取る必要がある。

 

ではどうすればいいのか。

 

コロナで動けないこの時期に次の一手を考えることが必要であると私は考えており、現在祖父と色々話している最中です。

 

みなさんもこの機会に自分の住んでいる地域のことやコロナが収束したらのことを考え、すぐに行動できる状態になっておくのもいいのかもしれません。

 

今日はここまで。

次回は庵唄について書いていこうと思います。

ありがとうございました。

 

はじめに

新しくブログをはじめました。

 

私は、現在大学生で地域について興味があります。

昨年度は、知識をつけることに専念しており、今年度に入ってから新しく行動に移そうとしていた時に、ゴールデンウイークに行われるはずだった祭りもなくなり、外出自粛をしなければならなくなりました。

 

『その地域に行かなくても何かできることはないだろうか。』と考えた結果、とりあえず今は、文章に表し、この地域を知ってもらおうと思い、ブログをはじめました。

 

私が興味を持つ地域は、富山県城端地区です。

 

この地区は、かつて絹織物で栄え、毎年5月にはユネスコ無形文化遺産に登録された曳山祭が行われます。

 

私は、この祭りにとても興味を持っています(詳しいことは今後書いていきます。)。

しかし、どの地域でも問題となっている少子高齢化城端地区では進行しているため、どうにかこの地域に関わっていきたいと思っております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

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伝統的家屋